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【大人のタメにならない教養講座03】
足利と競馬

お久しぶりしています。たきです。
前回のコスモスの記事がご好評頂き皆さんに見ていただけている事に感謝しております。
巷では若い方達の間で昭和、平成がリバイブして流行っているそうで、インスタントカメラだったりカセットテープなどが、「エモい」ということで流行っているそうです。
そのため昭和の怪物コスモスの記事が読まれている要因なのかもしれませんね。
あの頃は良かったっと、おじさん側になってしまいましたね。

そんな感じで足利で平成まであった足利競馬場のお話しをさせていただけたらと思います。

今、この記事を読んでいる方で足利に競馬場⁉

と思われる方もいらっしゃると思いますが実は存在していました。

現在、赤十字病院と公園あと、撮影用の渋谷駅セットががある敷地が足利競馬場に、当たる部分になります。

私自身も子供の頃の記憶が残っていて、あの近くを通ると馬の匂いがしてきた思い出が残っていますね。
昨今、良くヤミスロット、賭け麻雀など90過ぎのおばあちゃんが賭場を開いて警察に捕まったなどのニュースでやっておりますが、公営ギャンブルとは何が違うのでしょうか⁉

公営競技と言われるのは日本で4つあります。
競馬、競輪、オートレース、競艇
となっています。
その他に
富くじとして→スポーツくじ、宝くじ

パチンコ、スロットとなっています。

管轄する省もそれぞれ違うんですね。

競馬       →農林水産省
競輪、オートレース→経済産業省
競艇       →国土交通省
◦ スポーツくじ →文部科学省
◦ 宝くじ    →総務省
パチンコ、スロット→警察省
このようになっていましす。

競馬→畜産の振興に資すると福祉事業

競輪、オートレース→産業発展と福祉事業

競艇→船舶の発展と社会事業

どう言う事と思われる方もいらっしゃると思いますが、、、
これは第二次世界大戦後の戦後復興を支援を主的に開催されることになっていったそうです。

戦後1946年戦後復興の目的で公営ギャンブルの一つとして公に再会され、競輪、オートレース、競艇と続いて再開されていきました。

当時、GHQの指導で国営ではなく地方自治体による実施となっていったそうです。

競馬に、お詳しい人は「 ちょっ 待てよ!!」

JRA日本中央競馬があるじゃないか!
と言われる方もいらっしゃると思いますが今回は、話が長くなってしまいますのでその話は高評価がありましたらお話しさせていただきたいと思います。

戦後の日本で車などは一般庶民の人は乗ることができなかったため乗り物の代わりとして馬を代用して人や物を運搬するために産業かしたそうです。
その時代馬が使われているのがわかる資料として、
スタジオジブリの「火垂るの墓」「風立ちぬ」「君たちはどう生きるか」などでも馬や牛などを引いている人が描かれています。

日本人と馬の関係はかなり長く
西暦4世紀の古墳時代から土偶などの出土で解っていますが、競争が行われていたかは分かっていません。

頃平安時代中期になると藤原道長が競馬(くらべうま)を楽しんでいたそうです。

道長の競馬熱は凄かったらしく当時の側近は
「連日、競馬が途切れることが無かった」
と記されているそうです。

公営ギャンブルは長年にわたり地方自治体の財源を健全化に大きく貢献してきましたが、1990年代以降になって、いわゆるバブル経済崩壊にやる不景気より収益が年々悪化してしまって撤退するか民間に委託する自治体が増えていったそうです。

その中に足利競馬場もあったんですね。

こうして無くなってしまった。文化も歴史をたどるといろいろな物語があるもんなんですね。

この記事を書いている私自身もこんなに長くなるとは思ってもいませんでした。
今度の6月23日にG1と言う競馬の最高峰のレース宝塚記念が行われるそうなのでこの記事を読んで見てみるとまた違う見方が出来るかもしれません。
それでは長々と駄文に付き合って頂いてありがとうございました。
それでは次の機会がありましたら、よろしくお願いします。

seeyouNext time〜

【参考資料】
おもひでの足利競馬場
国立公文書館
スタジオジブリ

【ライタープロフィール】
タキ
30歳を超えても子供の心を忘れられない男。
大概のことは1人で楽しんでいます。
ソロ旅行、ソロキャンプ、ソロ焼肉、ソロ映画
そのうち、ソロディズニーランドに行ってしまいそうでお酒を飲まないと手が震えてしまいます。
そんな僕です。