【探検!趣味の街 13】足利かき氷紀行 その2
そういうわけで気づけば読むまちブログを担当して2年になる植野です。
本当は4月に2周年であったのに、すっかり忘れて以前の記事をチェックしていて、やっと気がつきました。
ライターの名刺を差し出すのも、ようやく板についてきた気がします。
さて今回、名刺を差し出したのは北郷地区の和菓子屋さんのふくしまやさん。
前回はゴージャスかき氷のBlue Appleさんを、ご紹介したので今回はオーソドックスなかき氷を、ご紹介しようと思って。
足利で、かき氷が名高いお店はいくつかありますが、こちらのふくしまやさんも外せない!
前回のBlue Appleさんは1年を通して、かき氷を食べられますが、ふくしまやさんは夏季限定。
いつでもかき氷を食べられるのも良いけど、あの味を食べたい!と首を長くして待つのも良いですよね!
なにしろ殺人的に暑い足利の夏を乗り切るには、そういった楽しみも必要なのです。
夏の楽しみが花火大会だけじゃ乗り切れませんて。
いやいや、マジで。
のれんをくぐって店内に入ると、たくさんの和菓子!
和菓子屋さんに来てるのだから、当たり前と言えば当たり前なんですが、かき氷を食べに来たのに和菓子に目を奪われてしまいます。
なにしろ僕は大の甘党なので、甘いものには目がないんですよ。
和菓子も、洋菓子も大好き!
かき氷も、言わずもがな大好きです。
ふくしまやさんは、どのお菓子もおいしいのです。
ちなみに僕のおすすめは珈琲マスカルポーネ大福!
ティラミス風大福といった感じで新感覚の味わいですよ!
お越しの際は、ぜひお試しいただきたい。
かき氷の話を書いているのに、なにを言ってるんだろう(笑)
そして店内にはイートインスペースもあるので、そちらでかき氷をいただくことができます。
暑いときに涼しい室内で、かき氷をいただけるって最高!!
まさに至福。
ちなみに取材中も、お客さんは引きも切らずで、写真を撮るのに四苦八苦していました(@0@;)
みんな涼しいところで、かき氷食べたいもんね。
僕が今回お願いしたのは宇治金時ミルク。
僕にとってかき氷の王道といえば、宇治金時。
子供の頃はいちごやレモンだったんですが、大人になってみると宇治金時。
味もさることながら、見た目も大人っぽくて好き。
宇治金時を食べるとき、それこそが僕が日本人で良かったと思う瞬間です。
たくさんのメニューがある中で、今回は優柔不断な僕が迷わずに決めました。
メニューを決めるというより、ふくしまやさんの宇治金時を、皆さんにお伝えしようと心に決めていたのです。
なにしろ去年のうちに、リサーチしていたので!
本当に去年のうちから企画を温めていたのですよ(笑)
では、ふくしまやさんの宇治金時を見よ!
緑と白と黒のコントラスト。
品質の良さを伝えてくれる抹茶の濃い緑色。
かき氷の白とは一味違うミルクの白さ。
さらに光り輝くあんこ。
まさに三位一体とはこのこと!
これぞ大人のためのスイーツ、大人になって良かった。
キメの細かい氷の冷たさと、シロップの甘さが渾然一体となって、口の中に広がる幸せ。
こんなにおいしいものをいただけるのなら、夏も悪くないと思えてきます。
暑いのは好きじゃないんですけどね。
いやー、宇治金時って、すごいですよね!
氷に抹茶かけただけなのに、こんなにおいしい。
あずきものってるけど。
味付けがシンプルなだけに誤魔化しがきかない。
それだけにおいしい宇治金時って幸せのスパイラルです。
食べ進めても、ちゃんと中までシロップが!
本当に幸せが止まらない!!
これで氷の面積が増えてきたりすると、萎えてしまうことがあるんですよね。
中までシロップが、しっかりかかってるのって大事なんですよ。
これこそ、ちゃんとしたかき氷!って思います。
そして途切れないあずき。
あー、もう幸せ!!
さらに食べ進めると、そこには抹茶と氷の大海!
抹茶の海に溺れろ!
最後まで終わらない幸せスパイラル。
これぞ和菓子屋さんで、かき氷を味わえる醍醐味。
こんなに嬉しいことはない。
ぜひ、この夏季限定のかき氷は味わっていただきたい。
繰り返しますが、足利の殺人的な暑さの夏を乗り切るには、こういう楽しみが必要なのです。
かき氷は12:00~とのことなので、ご注意ください。
今年の夏は、かき氷巡りしてみませんか?
【お店情報】
店名/ふくしまや
住所/足利市菅田町109-3
電話/0284-41-5559
営業時間/9:00 ~17:00
定休日/月・火曜日
【ライタープロフィール】
植野 弘武 (うえの ひろむ)
イズミヤ映画部「部長」/まちを紹介し隊「隊員」/“足利の”ミニ四ファイター
映画/音楽/美術鑑賞、ミニ四駆、読書、園芸等、多様な趣味を持つ。
美味い料理と、美酒が好き。
無闇に豊富な知識で重箱の隅を突いて回っている。
生まれてこの方、初見で名前をちゃんと読まれたことがないのが悩み。
座右の銘は「人は流れに乗ればいい。だから流れに乗ってみる」。