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【大人の自由研究①】ぶどう編

こんにちは。こんばんは。はたまた、おはようございます♪
会長の泉賢一です。今回は夏休み企画という事で大人の自由研究
をテーマにお送りします。最後までお付き合いください。

(マスカットベーリーAの苗)

ココファームワイナリーさんとCfaバックヤードワイナリーさんには和泉屋はもちろんの事、足利ミッドタウン商店会でもお世話になっています。なのでぶどうを育て、よりワインを足利の身近にしたいという想いからはじめました。

(棚づくり)

品種はマスカットベーリーA(赤ぶどう)とアルバリーニョ(白ぶどう)を選択し苗を購入。この場所はお借りしているので地植えが出来ず、プランターでの栽培となります。最下に水はけを良くする為、瓦や石を置きます。その上にうっすら黒土を入れてから、牛糞とメンバー協力の元卵の殻を回収し干して入れました。

(牛糞とメンバー協力の元卵の殻)

2023年~2025年はぶどうは実らせず、まずは根をしっかりと伸ばさせ、木の力を付けさせる事に集中させます。また、2023年は全ての工程の時期にワイナリーさんにお邪魔し、教わりながら覚えていきました。

(ココファームさんでぶどうの笠かけ)

昨年は、ぶどうをよく観察しながら知識を付ける為、勉強の毎日でした。今年は、まだ半年ですが、ここまでのご報告をします。まずはハダニ。4月下旬~発生します。今の所無農薬をテーマにやっておりますのでハダニ対策として、牛乳(生乳100%)7.5:水2.5の黄金比で混ぜた物を葉に2週間散布します。メリットとしてハダニは勿論のこと、その後の虫よけの効果もありそうです。ただデメリットとしてうどんこ病が発生しやすくなる。
なので、うどんこ病が発生する5月下旬~毎日出た葉っぱを切り、その場に捨てずゴミ袋に入れる作業が発生します。

(ハダニの後。)

枝を切るのはある程度葉っぱが育ってからにした方がいいとアドバイス頂いた理由が、今年失敗してみて明確に理解しましたw
いいわけですがw、葉っぱが多くなると蒸れてて切りたくなるんですよね。

(4月中旬に切ってしまった苗)

でも病気や虫が活発になる6月中旬まで見極める事が必要。
理由は、枝事に病気や虫の耐久度の違いがあるんですよ。虫が多くつく枝や、病気になりやすい枝が各枝に差があります。なので、発生してから見極めて切るのが効果的です。

(2024年3月の枝の状態)

まだ2年目ですが、思い描いている理想のぶどうは地植えでないと出来ないとはっきり分かりました。理由は、根が自由に動けない為に、根本の木の成長が乏しくポンプを先端まで満足に配給が難しいと実感しています。

(アルバリーニョの苗)

ぶどうの本質にまだまだ分かっていない状態ですが、この記事を読んで共にぶどうを学んでみたいと思った方、ぜひ一緒に育ててみませんか?
お待ちしております。ここまでお付き合いくださりありがとうございました。
それではまた次回お会いしましょう。

【ライタープロフィール】
泉賢一(45)
ワインショップ和泉屋の8代目店主
和泉屋住所:足利市通3丁目2777

自称ワインの妖精「イズミール」
食べる事大好きもあって、料理とワインのペアリングをこよなく愛している。
好奇心旺盛で、後先考えずに猪突猛進で突き進むことが長短所。
好きな食べ物:餃子、ひき肉、ちくわ、湯豆腐、さつまいも、人参、葉っぱ系。
趣味:無趣味(探しています)