【妖精の足利リポーター03】
SpearMint 鶴見裕也
今回のお話のご相手は、イズミヤニカイ(ワインショップ和泉屋の2階)が事務所のデザイナー。
SpearMintの代表、鶴見裕也(35)さんです。本題に入る前に簡単なプロフィールをご紹介しますので、ご覧になってください。
鶴見裕也(35)
足利市立第一中学校を卒業。高校時代にデザインの仕事に憧れを持つ。
高校卒業後18歳で東京のデザイン専門学校に入学。
そのまま東京でデザイン会社に就職。
28歳で独立しSpearMintを設立。
「北仲路地裏ワイン」のデザインなどを担当し、足利⇔東京を往復していたが
2020年に足利にUターンし、現在イズミヤニカイを事務所として活躍中。
改めまして、皆さまおはようございます。担当の妖精です。
今日もどんなお話を聞けるのかワクワクしてます。リハビリ散歩と違いを
持つ為に、こちらは今回から少し真面目にいきます。では参ります。
Q.前々から気になっていたのですが、SpearMintの社名の由来を教えてください。
A.フリスクのデザインが好きで、学生時代に暮らしていた家の部屋に、フリスクのパッケージをを飾っていました。それがスペアミント味でした。学生時代、なんとなくでしたが「独立したら社名スペアミントにする」と友達同士で話していたので、そのまま屋号をSpearMintにしました。
Q.独立したきっかけを教えてください。
A.妻との結婚を機に、足利の実家で生活したいと強く思いました。
小・中学時代の絵の宿題や、自分の結婚式の招待状のデザインを実家モチーフにしました。山に囲まれ住んでいて心地よく、山から街に降りる雰囲気など。とにかく実家が子どもの頃から今まで大好きなんですよ。笑
最初は実家から通えるデザイン会社を探しましたが、中々見つからなかったので、それなら自分で独立して作ればいいと思い、独立しました。
Q.デザイナーから見て「デザイン」とはなんだと思いますか?
A.一言でいうと「コミュニケーション」。伝える手段の1つがデザインだと思います。私はまずお客様の話を聞きます。聞いてお客様のイメージを形にする事が私の仕事だからです。だから、デザインを作る前が一番重要かつ時間がかかります。ただ単に、自分がカッコイイと思うデザインが「良いデザイン」というわけではありません。
Q.先ほどの質問を聞いて思ったのですが、実家での生活しながらデザイナーをすることが目標のように聞こえました。であるなら、今は別の目標があるのかな?と思いお聞きします。
今の目標はありますか?教えてください。
A.そうなんですよ。実は既に当初の目的は達成してしまいました。
足利にUターンして丸2年になりますが、おかげ様で沢山のお仕事を頂いて感謝しかありません。
ただ、私も娘が出来たからか?最近はデザイナーを目指す若者を育ててみたいという気持ちが芽生えてきました。ここ1年ではありますが、デザイン学生さんがアルバイトとして、私の仕事を手伝ってくれています。
今後はアルバイトではなく、ステップになるようにSpearMintを法人化するなどして正社員として雇用したいと強く思っています。
Q.最後の質問です。今後イズミヤニカイをどうしていきたいですか?
A.当初はイズミヤニカイをイベント会場にして、借りたい人の要望にお応えすうよう
我々がイズミヤニカイを演出していこうと思ってましたが、今のご時世うまくできません。
なので今思っているのは、せっかくデザイナーと建築士が一緒に同じ空間で事務所をやっているので、丸山さんと組んで仕事をしていきたいと思っています。二人で仕事する事で、幅も広がりますから。せっかくのご縁でイズミヤニカイをお借りしたので。そのご縁を大切にしていきたいと思っています。(大家としても期待します。笑)
思った以上にお時間がかかりました。お付き合いくださりありがとうございました。
またお会いしましょう。次回妖精リポーターをお楽しみに。バイバイ♪
【お店情報】
店名/SpearMint
住所/足利市通3丁目2777-2F
事務所/イズミヤニカイ内
定休日/土日祝
【ライタープロフィール】
泉賢一(43)
ワインショップ和泉屋の8代目店主
和泉屋住所:足利市通3丁目2777
自称ワインの妖精「イズミール」
食べる事大好きもあって、料理とワインのペアリングをこよなく愛している。
好奇心旺盛で、後先考えずに猪突猛進で突き進むことが長短所。
好きな食べ物:餃子、ひき肉、ちくわ、湯豆腐、さつまいも、人参、葉っぱ系。
趣味:無趣味(探しています)