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【妖精の足利リポーター04】
 喫茶八蔵 梁川理紗(通称:総監督)

皆さん、おは、こんちわ、こんばんは。
今回のお話のご相手は、八蔵の美味しいおやつを作っている奥様でもあり、総監督でもある梁川理紗さんになります。よろしくお願いします。

Q.喫茶八蔵の開業と同時に、東京から足利へ移住されたそうですが、移住にあたり不安や抵抗はありませんでしたか?

A.移住に対して不安や抵抗がないかと言われればありました。でも足利に移住したい!と言ったのは、実は主人(店主)ではなく私です。足利の古民家を利用し、出張喫茶のイベントを行いました。
(2017年5月、2017年11月と2回やらせて頂きました)
その際にコーヒー一杯を文句ひとつ言わず待ってくれた足利の方達の深いやさしさに触れ、「あたたかい街なんだなぁ」と足利でお店やってみたいなぁと思いました。もちろん当時住んでいた私の実家(東京)での開業も候補にありましたが、自分達のやりたいことは東京より足利でやる方が楽しくできるのではないかと思い、足利に決めました。

Q.移住してみて、足利の印象はどうでした?

印象は、、正直もっと不便だと思っていました。笑
でも住んでみたら色々丁度いい街だった。東京に行きたければすぐに日帰りでもさくっと行けるし、街中には生活に充分なお店があるし、ちょっと街から離れれば自然もある。子育てにも暮らすのに丁度いいです。笑

Q.おやつ作りに1番気を使ってる事は何ですか?

A.どのスタッフが作ってもクオリティを同じように維持すること。変わらぬ味を作りつづけること。新しいケーキを作る時は、食感やバランス、大きさ、見た目に気をつけるようにしてます。
(コーヒー1杯に対してケーキが大きすぎず、小さすぎないサイズ)

Q.プリンやチーズケーキといった定番メニューに対する思いを教えてください。

A.ベイクドチーズケーキはうちのお店で大事にしている「コーヒーとおやつのペアリング」を考え、定番にしたおやつです。オープンの際何度も試作して八蔵の「ふかいりブレンド」と合わせるおやつとして考えました。一見、小さいかな?と思うサイズですが、コーヒー一杯に対して、コーヒーもおやつも楽しめるちょうどいいサイズです。
(チーズケーキの濃厚さ、甘味を考えて決めました)

プリンは、小さい子から大人まで楽しんでもらえるおやつかなと思い、元々シーズン商品の予定ではじめましたが、続けてほしいというリクエストも多く定番に。
オープン当初より家族で気軽にいけるお店にもしたかったので、小さいお子さんを連れた家族や、親子がタルトだとなかなか食べづらいけど、プリンなら食べれると。「おいしいね」ってみんなでおやつを楽しんで食べてもらえたらなぁと思っています。

Q.おやつを今後どのようにしていきたいですか?

A.元からあまりきらびやかなおやつを作りたいという願望はないので、、今と変わらず来てくれた方が「おいしいな」「食べたらちょっと幸せになったわぁ〜」「気分転換できたぁ〜」と思ってもらえるおやつを、変わらず作りつづけたいです。

Q.理紗さんから見ておやつとは?何ですか?

A.おやつはね、私にとって癒しです。笑
食べるのはもちろん、作るのも。

そして皆さんにとってもおやつって、お誕生日のケーキだったりなにかを頑張ったご褒美だったり、仲直りのお供だったり、感謝の気持ちを伝えるものだったり、、ちょっと特別な存在なんじゃないかなぁと思っていて。

別にご飯みたく毎日の生活になくてはならないものではないけど、あったら幸せな気持ちになれたり、元気になれるそんな癒しの存在だと思ってます。

〜インタビューを終えて〜

飾り気のないナチュラルなお話でとても楽しく、質問が多くなっちゃいました。笑
おやつも勿論そうですが、空間作りも常に気にしていて、確かに、総監督だわと納得しましたね。
まだ私はリハビリ中なので食べれてませんが、来年もメロンショートよろしくです。自分の癒しなので。笑
読んで頂いた方、本当にありがとうございます。ではまたお会いしましょう。

【プロフィール】
梁川理紗

東京都狛江市で生まれ育ち鍵っ子のテレビっ子だったこともあり、テレビ美術の世界
に興味を持ち、テレビ関係の専門学校へ。店主(夫)ともこの学校で出会う。
卒業後はTBSの美術を主に担当している会社に就職。約6年間働く。
結婚後、働き方を改めて考え、元から好きだった雑貨やカフェの仕事に就きたいと雑貨屋と
カフェのかけもちをして働きながら修行。
2015年より夫婦で休みの日を利用して出張喫茶として八蔵の活動をスタート。都内イベント
出店、週一カフェ、足利古民家カフェイベントをえて2018年足利に実店舗をオープン。

【ライタープロフィール】
泉賢一(43)
ワインショップ和泉屋の8代目店主
和泉屋住所:足利市通3丁目2777

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