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【探検!趣味の街 10】
ハマダとカフェと音楽と

そういうわけで今年は年明け一発目の更新の植野です。
読者諸兄の皆様しばらくのご無沙汰でしたが、お変わりありませんか。
今年も“足利は地下1mが面白い”をテーマに足利のあれこれをご紹介していきますので、よろしくお願いします。

さて、今回ご紹介するのは通2丁目のPLAZA HAMADA(以下:ハマダ)さん。
足利で育った方なら、必ずお世話になったと言っても過言ではないと思います。
時にレコード(CD)屋さん、時に雑貨屋さん、世代によって思い浮かべるお店の姿は違うかもしれません。
僕も中高生の頃はハマダさんにたくさんお世話になりました。
僕が思春期を過ごしていた頃は、今のようにネット環境が充実していたわけではなかったので、頼りになるのは地元のお店。

その点、ハマダさんは本当に品揃えが豊富で、その当時趣味人として目覚めつつあった僕は、なにか気になった物があれば「とりあえずハマダへ足を運んでみよう」と、それは足繁く通ったものでした。
そして今ではカフェとしても営業されていて、再び足繁く通わせていただいています。

広々とした店内
店内:別アングル
カウンター周りにはたくさんのアメコミ作品のフレーム!

カフェとしてのハマダさんは、とってもメニューが豊富で優柔不断な僕は、いつもメニューとにらめっこしながら何を注文しようか、考えを巡らせています。
ちなみに僕の定番メニューはクリームソーダ。
好きなんですよ、クリームソーダが。
定番のメロンソーダも良いですが、なんとハマダさんには8種類ものクリームソーダがあるのです。
3種類くらいなら、まだどれを注文したのか覚えていられますが、さすがに8種類となると無理。
そこで写真を撮ってクリームソーダ日記をつけて、どれを注文したのかわかるようにしています(笑)

クリームソーダ日記(笑)
NYスタイルのアップルパイも絶品

さらにクリームソーダだけじゃなく、カレーも充実しているんですよ。
なんとスパイスカレーだけで4種類も!
渡良瀬橋カレーをお願いすれば、渡良瀬橋に見立てたライスの左右に別々のカレーを盛り付けてもらうことができるので、一度に2種類のカレーを楽しむ事ができちゃいます。

一挙両得の渡良瀬橋カレー!
プレミアムバーガーも絶品!ボリュームも満点!

他にも見逃せないのは、数々の映画のロケでも使われているということ。
これはイズミヤ映画部「部長」という肩書きを持つ僕にとって見逃せないポイントです。
特に僕が推したいのは『アズミ・ハルコは行方不明』という映画。
なんと主題歌を担当していたチャットモンチーのMVのロケもおこなわれているんです。
もう解散してしまいましたが、僕はチャットモンチーが好きだったのです。

もちろんレコードも取り扱いがありますよ。
最近ではアナログレコードをリリースするアーティストも多いけど、実際レコードを目にする機会って、あまりないと思うんですよ。
敷居の高い専門店に行かないと、見られない気もするし。
そこへ行くとハマダさんはカフェも併設されているので、お茶を飲みながら気軽にレコードを見る事ができます。
並んだレコードを見ていると、「こんな人もレコードでリリースしてるんだ」と発見があって、見ているだけでも楽しいですよ。

いろんなレコードがあります
こんな人もレコードを!の発見があります

音楽・映画・カフェ・雑貨と僕の好きな物づくし。
さらにさらにハマダさんの2階は広々としたホールになっているのです。
昨年、市内でおこなわれた路地まちアートランブルの会場の1つになっていたんですよ。
僕も会場ボランティアとして参加させていただいのですが、まるで美術館の1室のような、それは素敵な空間になっていました。
展示されていた作家の羅入(らじゅ)さんのご厚意で、その光景を掲載させていただきます。

路地まちアートランブルの羅入さんの展示
作品と空間の調和がすごい!

会場ボランティアとして、作家さんと交流する機会もいただけたし、上にあげた僕の好きな物に美術が加わったことで、もう「パーフェクト」という言葉以外に形容する言葉が見当たりません。
失礼な言い方ですが僕にとって“趣味の要塞”であると主張したい。

そして最後にご紹介したいのが、昨年のハロウィンのエピソード。
社長のコスチュームがすごい!
どうしても、ご紹介したくて「是非に!」とせがんで写真掲載の許可をいただきました。

抜かりなくメイクもされてます!!

『ゴーストバスターズ/アフターライフ』のコスチュームだそうです。
なぜ続編なのか?というのは、盛大な映画のネタバレになってしまうので言えないのですが、ご覧になった方にはクライマックスに関係が、とだけ書いておきます。
なにがすごいかというと、この衣装なんと一晩で作られたそうです。
ちゃんと背中のゴースト捕獲装置も劇中の物を再現されていて、その完成度たるや「素晴らしい」の一言です。

語り出したら、あと3回分くらいは記事を更新できてしまうくらい、ハマダさんの話題は尽きないのですが、その続きはぜひご自身の目で確かめていただけたらと思います。
そんなに言うならと足を向けていただけたら、僕もライター冥利に尽きると言うものです。
ハマダさんは、この記事の公開日である1/14まで開催中のほろにがウォークの参加店でもあります。
スタンプラリーの締めくくりに足を運んでみては。

【お店情報】
 店名/PLAZA HAMADA
 住所/足利市通2-12−11
 電話/0284-41-2301
 営業時間/11:00 ~ 18:30(L.O. 18:00)
 定休日/月曜日

【ライタープロフィール】
 植野 弘武 (うえの ひろむ)
 イズミヤ映画部「部長」/まちを紹介し隊「隊員」/“足利の”ミニ四ファイター
 映画/音楽/美術鑑賞、ミニ四駆、読書、園芸等、多様な趣味を持つ。
 美味い料理と、美酒が好き。
 無闇に豊富な知識で重箱の隅を突いて回っている。
 生まれてこの方、初見で名前をちゃんと読まれたことがないのが悩み。
 座右の銘は「人は流れに乗ればいい。だから流れに乗ってみる」。

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